BamboooLOG

農学部に通う地方大学院生の日常と趣味のブログ。

Cinestill 400D がやっと届いた

みなさんこんちは。

bamboooです。

 

今年の4月に注文してたCinestillの新作フィルム、「Cinestill 400D」がやっと届いた。

7月予定だったのが伸びに伸び、なんか配達も国内に入ってから1週間以上かかるという焦らしプレイ。

 

まだ撮ってすらないけど笑

現像どこに頼もうか、楽しみだ〜!

 


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【香川】日本のウユニ塩湖・父母ヶ浜

こんにちは、bamboooです。

 

ゴールデンウィーク、皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか?

僕は一生バイトとApexしてました...

 

かろうじて序盤にステキパイセン達と遊べたのでその写真達をここで供養したいと思います。

GFX50SII + Mamiya Sekor 80mm F1.9

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いい.....(語彙力)

構図もう少し気をつけんとな

ALBUS PHOTOLAB フィルム現像レビュー

こんにちは、bamboooです。

 

今回は、福岡県にある現像所ALBUSさんでフィルムの現像をお願いしたのでレビューしていきたいと思います。

女性スタッフがメインで運営されているラボということで、どんな写真が返ってくるのか、期待が高まります。

 

詳しい料金や注文方法はすでにほかの方が記事にされているので今回は割愛。

今回はKodakのPORTRA160を1本とFujifilmの業務用100(2016年期限)を2本お願いしました。(送料込みで¥4,330)

 

使用カメラはNikon F50DとNikon F100、レンズはすべてAF Nikkor 50mm F1.4Dです。

ひとまず、作例をご覧ください。(笑)

 

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Kodak PORTRA160

 

 

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Fujifilm 業務用100(expired on 2016)

 

 

やはり期限内ということもあってかPORTRA160の方が色味がいい気がしますね。

とはいえ、どちらのフィルムも嫌味のないスッキリとした色味でとても満足いく写真に仕上げていただけました。

今回は特に現像のオーダーはせず、おまかせでお願いしました。もともとPORTRA160は青色の綺麗さに定評がありますが、今回もフィルムの特徴を生かしてスキャンしてくれているみたいです。

 

いままでは楽天等でなるべく安くお願いできるところを…と探していましたが、これなら多少高くても...と思える大満足の仕上がりでした。

 

ブローニーのKodak Gold200が復活したり、CineStillからは新作のフィルムCineStill400Dynamicが発表されるなど、各方面かなり頑張ってくれていますが、それでもひしひしと伝わってくるフィルム業界の衰退。

フィルム文化の最後の残り火を楽しませてもらっている身としても、できる限りのことはしたいなと感じています。

 

 

<まとめ>

1本1,350円と正直学生には結構な金額。さすがに撮ったフィルムすべて、というわけにもいきませんが、PRO400HやPORTRAのようなここぞ!というフィルムや場面では積極的にお願いしたいなと思いました。

【銘玉】Ai AF Nikkor 50mm F1.4 D レビュー

ついに2021年もフィナーレ、12月になりました。

今年はお陰様で、心身ともにわりと調子よく過ごせておりました秋シーズン。

各方面で色々とはじめての経験もさせていただき、感謝の極みです。

 

中でも記憶に残っているのは人生で初めて被写体さんを撮影させていただいたこと。

モデルさんは同じ大学の遠い遠い後輩(笑)にあたる女神、みことさん。

ここだけの話、割とまじで女神が人間のかっこして地上を散歩してる姿なんじゃないかと思っている。

 

確か以前にWeb記事でモデルをされてるのを見かけてこちらからフォローしたんだよな。

そっから四国一周中の9月ごろにDMでやりとりして撮影をさせていただけることに。

本当にこんなポートレート撮影ど初心者にも快く接していただいて感涙。

 

と、ここまで前置きが長くなったけど、今日は一応レンズの紹介。

みこっちゃん*1 撮影の時の機材はFUJIFILMのX-T4。

fujifilm-x.com

 

これにFUJIの純正XF56mmF1.2R

fujifilm-x.com

 

そして今日の本題、AI AF Nikkor50mmF1.4 D

www.nikon-image.com

 

AF Nikkor50mmF1.4 DはK&F Conceptのマウントアダプター経由で使用しました。

結局後で見返してみると8割くらいはNikkor 50mmで撮ってたかなーって感じ。

 

 

Ai AF Nikkor 50mmF1.4 Dの特徴

XF56mmと比べるとやっぱりオールドレンズ特有の絞り開放での柔らかさが顕著。

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特にハイライトのキラキラした感じは純正レンズじゃなかなか出せないし、立体感もXF56mmより際立って見える。

バチピンから少しだけピントをズラした時の輪郭部の滲み感がやっぱりMFでしか出せないなぁと。

 

むかし、大人のピタ○ラスイッチっていうN○Kの番組で、デジタルとアナログの違いって回があったんだけど、その中で言われていたのが、デジタルは飛び飛びでアナログは連続しているものだということ。

例えばデジタル時計なら0秒から1秒は表示が1増えるだけだけど、アナログ時計なら秒針の先がその間を指し示している瞬間がある、ってことらしい。

 

これはAFとMFにもいえてて、AFだとカメラが判断した場所に一足飛びににピントが合うけど、MFなら自分でピントリングを回して、連続した中の一番いいところを掴まなきゃならない。

カメラに任せておけば間違いないのはないんだけど、やっぱりセレンディピティな出会いっていうのはアナログな体験からしか得られないんじゃないかと...そう思ったりもする今日このごろ?

 

換算75mmで風景を切り取る

このレンズ、APS-Cサイズのセンサーを搭載するX-T4に装着するとフルサイズ換算で75mmの中望遠になります。

 

同じ中望遠でも、換算85mmのXF56mmF1.2Rはスナップにするには手狭感が否めないのですが、この75mmという画角は一見中途半端なようでちょうどいい。

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適度な圧縮効果ですっと被写体を引き寄せ、印象的に描写できます。

「ぐっ」ではなく「すっ」みたいな。 

若干ですがこの違いが使いやすさに大きく関係しているのではないかと思います。

二枚目の様に絞り込めば十分現代的でシャープな写りにもなります。

 

http://photo.yodobashi.com/fujifilm/lens/xf50_f2wr/

換算75mmの距離感についてはこちらの記事もおすすめ。

 

APS-Cで使えばイメージサークル中心の解像度が高い部分だけを使うことができます。

最近のフルサイズミラーレスにはAPS-Cクロップの機能が付いているものも多いので、フルサイズ派のあなたも是非一度お試しあれ。

 

まとめ

もはや説明不要の銘玉Ai AF Nikkor 50mmF1.4 D。

その実力は現代のミラーレス機に組み合わせても遜色ないものでした。

開放付近では結構緩めの画になりがちですが、絞ればキリッともいけるし、入手もしやすいのでオールドレンズ初心者の方には特におすすめできるのではないかなと思います!

 

 


*1 友達と話題にするときはそう呼んでました。反省はしてます。

 

 

 

FUJICOLOR PRO400H 最後のプロ用ネガフィルム(フジ) レビュー【作例あり】

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こんにちは!

bamboooです。

 

今日は、1月に生産販売終了がアナウンスされた富士フイルムのプロ用ネガフィルム、FUJICOLOR PRO400Hをレビューしたいと思います。

思えばこのフィルム、自分がフィルムカメラを買って初めて使ったフィルムでもあり、個人的にとても思い入れがあります。

そんなPRO400Hの特徴を作例とともに振り返っていきたいと思います。

 

PRO400Hの青み

このフィルムはよく青みが綺麗に出ると言われます。

実際に自分が現像に出してみても、青みが強い仕上がりで帰ってくることが多かったです。

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Canon AF35MLで撮影

 

ただし以前Nikon F3で撮影した際、真夏の晴天の日だったのでNDフィルターを付けて撮影したのですが、その際はかなり暖色が強い仕上がりで帰ってきました。

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Nikon F3 +Ai Nikkor 50mm F1.4Sで撮影

フィルムの色は、ラボごとのスキャンの個性によっても変わってくると思うので一概に言うことはできませんが、何でもかんでも青く写るというわけでもないのかな?と思います。

 

柔らかな描写

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Nikon F801S + AF Nikkor 50mm F1.4Dで撮影

描写は非常に柔らかくなっており、花やポートレートを撮るにはうってつけです。

プロ用のフィルムはきちんとライティングが行われた環境下で使われることを想定しており、ライティングによる演出を表現するために軟調な写りになるように調整しているのだとか。

逆にアマチュア向けのSUPERIAなどは自然光の下での使用を想定しているため、あえて硬調な写りにして、フラットな光でも立体感を得られるように設計されているようです。

X-Pro3 Stories, #2 銀塩フィルムから学ぶ | | 富士フイルム Xシリーズ & GFX

 

第4の感色層

このPRO400Hというフィルムは第4の感色層という特殊な技術が用いられています。

これはフィルムの感光によってもたらされる色を、より人間の眼の見え方に近くする技術です。

人間の眼には青、緑、赤の色知覚があるが、青緑光が増えると赤成分が減少したように感知されるという。そのため、青緑光に感光し、現像時に現像抑制剤を放出することで赤の感色層の現像を抑制する第4の感色層(CL層、Color correction Layer)を設けた。

https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1080348.html

専門家ではないのではっきりとは分からないですが、この記事を読む限りでは青・緑光によるフィルムの化学反応が赤色光の化学反応を抑制することで、あのような青みが強く出るのではないかと推察できます。

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Canon AF35MLで撮影

 

まとめ

富士フイルム最後のプロ用ネガフィルムFUJICOLOR PRO400H。

なくなってしまうのは本当に惜しいですが、むしろなくなる前に使えたことは幸運でした。

ACROSも一度は消えてしまいましたがその後イルフォードのOEMという形で復活しましたし、望みはまだ残っているかもしれませんしね。

それまでみんなでフィルムを使い続けて、希望を繋いでいきましょう。

それでは、よいフィルムライフを。

Amazon最安? Kodak ColorPlus200レビュー【作例あり】

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こんにちは!

bamboooです。

 

フィルムカメラって、フィルム代から現像・データ化となにかと高くつくもの。

一枚一枚にかかる重みを噛み締めながら笑 しっかりと構図を決めて、露出を取って...と考えを巡らせながら撮るのはとても楽しいですし、フィルムの大きな魅力の一つだと思います。

 

でも旅行だったり、日常の一瞬をコンパクトカメラなんかでラフに撮りたいときももちろんあるわけで。

お金のことを気にせず気軽にシャッターを切りたい!というときに、手の出しやすいフィルムがあれば心強いですよね。

 

今日はKodakから発売されている、ColorPlus200というAmazonで36枚撮り10本セットで6,580円(税込)、一本あたり658円という、2021年4月現在では手に入りやすく、かつお手頃なフィルムをご紹介したいと思います。

(658円を安いと思うのは我ながら感覚がおかしくなってきてる気もするのですが...笑)

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Kodak ColorPlus200

 

実はこのフィルム、安いだけでなく写りもとても良く、コスパで言えば右に出るものはないとまで思わされます。

 

 

どちらかと言うと暖色系のフィルム。

温かみのある写りはいかにもKodakといったところでしょうか。

 

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CONTAX T2で撮影。

僕は後からVSCOで編集を入れるのですが、寒色よりのフィルターをかけることが多いので、寒色が過剰にならないので好印象です。

 

究極の逸品。CONTAX T2 Platin レビュー 【作例あり】

こんにちは!

bamboooです。

 

今日は僕の使っているフィルムカメラ CONTAX T2 Platinをご紹介。

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CONTAX T2 Platinと桜

 

CONTAX T2自体はここ数年のブームで人気が上昇、値段も高騰しており、知ってるよという方も多いのではないかと思います。

そんな大人気のCONTAX T2ですが僕の持っているT2は少し特別。後期に限定発売されたプラチナモデルなのです。

 

2021年の2月にマップカメラの中古で購入。状態は良品だったのですが、素人目には新品同様にすら思えるレベル。

価格は大体16万円。大学生が手を出していいシロモノじゃないんだよな...とか少し反省。

 

購入に際し、ググってみてもなかなか記事にお目にかかれなかったので、いい機会にと思いここに書き残したいと思います。

 

CONTAX T2 Platin

形式
35mm高級コンパクトカメラ


シャッター
レンズシャッター
1秒〜1/500秒


レンズ
ゾナーT* 38mm F2.8


露出計
外部測光
SPD受光素子使用


AE
絞り優先プログラムAE


ファインダー
ガリレオ型採光式ブライトフレーム


AF
赤外線式アクティブオートフォーカス
マニュアルフォーカス可能


電池
CR123A リチウム電池x1


発売年
1992年3月

https://sunrise-camera.net/user_data/blog/detail?p=41374#T2-8

 

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基本的な性能はCONTAX T2と全く一緒。唯一にして最大の違いはその外装にあります。

Platinの名を冠すことからもわかるように、このモデルはチタン外装の上からプラチナメッキが施されています。

1992年といえばバブルが弾けた直後くらいだと思うのですが、まだその名残を感じさせるラグジュアリーさ、悪くいえば成金趣味(笑)のようなものを感じます。

 

 

 

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上部の刻印も、通常モデルとは異なったものとなっています。 

余談ですが、CONTAX T2には他にCONTAXブランド60周年記念のゴールドモデル、通常モデルの生産終了に伴い限定販売されたブラックペイントモデルなどいくつかの限定モデルがあるのですが、上部の刻印が異なるのはこのプラチナモデルだけです。

シャッターボタンも通常の黒からピンクに変更されてます。写真だと光の加減で朱に近い色合いになっていますが、実際は紫に近いピンクといった感じです。

 

 

 

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左は友達のCONTAX T2。チタンブラックもソリッドさが強調されてカッコよすぎる。

また、グリップ部も通常モデルとは異なる意匠となっています。

通常モデルはラバー素材でわずかなグリップがあるのですが、Platinはオーストリッチというダチョウ革のフラットなグリップになっています。

丸いポコポコした模様は「クイルマーク」と呼ばれ、ダチョウの毛穴によって作り出されるのだとか。天然素材ゆえに一台一台違うパターンになっており、これもまた所有欲をかき立ててくれます。

 

 

 

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言わずと知れたCarl Zeiss製 Sonnar 2.8/38 T*

これだけでもうご飯3杯いけちゃう。

 

 

以下作例


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Kodak Portra400



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FUJICOLOR100

 

 

2021年12月7日追記

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Kodak Portra400